タイヤ&ホイールの保守・点検
LESSON3
汚れがひどい場合は水洗いしよう

 チューブレスタイヤは空気を保持するチューブがタイヤの内側に貼られた構造になっているため、セロテープを貼った風船のように釘刺さり程度では急激に空気が抜けることはない。外皮がチューブの伸縮を妨げるため釘孔が裂けないからだ。
このような特徴からパンクしても傷孔にゴム製の補修プラグを埋め込むという、驚くほど簡単な方法で直すことができる。ただし、タイヤは路面からの衝撃を側面がたわむことで吸収しているため、タイヤ側面の孔は無条件で修理不可。空気漏れが止まったとしても、強い衝撃を受けたときに一気に傷孔が裂ける可能性があるからだ。

Lesson3 img01 釘は抜き去る前に必ず、刺さり位置をマーキングしておく。これを怠ると傷孔を見失ってしまうので要注意だ。
キッチリとマーキングしたところで、プライヤーなどを使用して釘を引き抜いてやる。引き抜いた釘はただちにゴミ箱へ。 Lesson3 img02
Lesson3 img03 グリップにキリをセットしてガイドパイプを捩じ込んでしっかり固定し、キリとガイドパイプの表面に付属のラバーセメンをたっぷり塗布してやる。
傷孔に軽く刺し込みグリップから手を離してみる。このとき傾いた方向が傷孔の角度だ。その傷孔にまっすぐ、ガイドパイプの根本まで右回しに捩じ込む。 Lesson3 img04
Lesson3 img05 ガイドパイプの根本まで確実にねじ込んだなら、グリップを左回りに回し、ガイドパイプを残したままキリごと引き抜いてしまう。
プラグの端をしっかり持ち、胴部に巻いてある保護テープを剥がしてやる。この際、赤いゴム面には極力触らないこと! Lesson3 img06
Lesson3 img07 プラグの頭の小さい方(黒色側)を持って全体にたっぷりラバーセメンを塗布し、ガイドパイプに頭の大きい方を下に向けて挿入する。
グリップからキリを引き抜き、反対側の押し棒に差し替えてやる。そして、ガイドパイプに対してまっすぐ押し込みつつ右回しに捩じ込んでいく。 Lesson3 img07
Lesson3 img07 グリップにガイドパイプが固定されるまで捩じ込んだなら、そのまま右に回しつつ手前に引っぱり、ガイドパイプごと引き抜いてしまう。
トレッド面に飛び出したプラグ端を約3mmほど残して切り取る。これで修理は完了。規定の空気圧までエアを充填したなら、すぐに走れるのだ。 Lesson3 img07
LESSON1/LESSON2/知らないと損するメンテ術メニューヘ

  

「パンク修理セット」
釘刺さり程度ならタイヤ外部からスティックを埋め込む「外面修理材」を利用すれば簡単に直すことができる。修理剤は一般に市販されていて、1セットで3〜4回分と費用も格安!
参考価格:3,024円より *

* 価格は都合により変動することがございますので
お近くの店舗にご確認下さい。
⇒[店舗一覧へ]